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最終サンプル上がりました【新作革製ペンケースの続報】
ついについに完成致しました!
今年7月に本ブログにて、シェルコードバンを用いたペンケースを考案中と紹介していました。
ファーストサンプルから更に改良を加えて、ついに最終サンプルが上がりましたので、仕上がりを皆様と確認していこうと思います!
前回のブログをまだご覧になっていない方は先に以下をご覧ください。
>開発中の新製品について先行して情報公開【シェルコードバンを使用します】
内装のデザインも確定しましたよ!
実はポップアップ告知のブログにて写真を先行公開していました。皆様気付かれましたか?
このペンケースは、今年7月に初めて情報をアップした時から内装に関するお問い合わせをいただいていたんです。当時は外観のみ公開していましたからね。
それでは、百聞は一見に如かず。早速内装をご覧ください。
手前にはペンを差すバンドのみ。奥の左右に帯状の引っ掛けを設けました。バンドと帯はそれぞれ外装革と同じものになります。(つまりシェルコードバン!)
ロゴマークは中央に素押し(箔を使わない判のこと)。シンプルながら所有欲を満たすデザインを目指しました。
ペン差しのバンドは2~3本程度入れる状態が最も映える大きさです。収納力こそありませんが、必要最低限といったところ。
奥の引っ掛けは定規や紙類を入れることを想定しました。15cm定規程度であれば入ることができます。また、小さいメモや名刺なども引っ掛けられますね。
素材が一部変更となります【国産タンニン革→イタリア産ミネルバボックスへ】
ここが一番の驚きな変更ポイントです!!
前回のブログでは、内装に国産タンニン革を使用するとお伝えしていました。
その後、改めて素材の検討が行われ、内装革をイタリア産のミネルバボックスへ変更致しました。
つまり、このペンケースはシェルコードバンとミネルバボックスのコンビネーションということです!
ミネルバボックスはイタリア産の人気皮革。自然なシボ感と豊かな経年変化が特徴です。Flathorityでも人気のあるプエブロレザーとは兄弟のような関係にあり、同じタンナーによって鞣しが行われています。
アメリカ産のコードバンとイタリア産のミネルバボックスが一つのアイテムに使用される。革好きにとって、これ以上は存在するのでしょうか。
内側と外側で最高峰のエイジングレザーを配しておりますので、それぞれの経年変化をじっくりと味わうことができます。
これは私も個人的に購入したい・・!!
国産水染めコードバン・プエブロレザーもご用意予定
こちらのペンケースは元々シェルコードバンのみで展開予定でしたが、その他の革を用いたバージョンも商品化が決まりました!
内装は全てミネルバボックスで統一となりますが、外装が異なります。
ラインナップは以下の通りです。
・バダラッシカルロ社製プエブロ(イタリア)
・ホーウィン社製シェルコードバン(アメリカ)
・Flathorityオリジナル水染めオイルコードバン(日本)
ラインナップは3つ。3カ国の革が並びます。
個人的にはプエブロ版は面白いと感じています。先にも述べたようにプエブロとミネルバボックスは兄弟関係にあたり、どちらも豊かな経年変化が特徴的です。
同じタンナーでも鞣し、加工一つで表情が大きく変わってきますので、その違いを一つのアイテムの中で感じていただけるはずです。
全く違う方向性で美しい発色ですね。
ん~どれも捨てがたい。。。皆様はどの素材がお好みですか??
最後に
本日はペンケースの続報をお知らせしました。
私自身、発売が楽しみすぎます。
※追記(2021年1月18日)
Shell Cordovan Pencil case (FS-712)¥21,450(税込)
waterOil Cordovan Pencil case (FM-712)¥15,950(税込)
Land Pencil case (FP-514)¥12,650(税込)
追記終
過去のブログでは10月中に発売するとお伝えしていましたが、開発が遅れたため発売日は未定となります。現在、最終サンプルが上がったばかりのため、量産のスケジュールを詰めている最中です。
年内にはリリースするため、生産の調整を図ってまいります。発売日が決まりましたら再度報告しますので、続報をお待ちください。
それでは、また!