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Flathority小話その19 最近のメンズバッグトレンドのあれやこれ
気温も徐々に上がってきてお出かけの機運が高まってきましたね。
皆さまはお出かけの用事ありますか?
そろそろソメイヨシノも咲いてきますし、春の装いも楽しみですね。私もたくさんお出かけしたいなと思っています。
お出かけといえば、レザーバッグを作っているメーカー勤めのせいか、町中を歩いている人々のバッグをつい見てしまうことがあります。
ある種の職業病です。笑
出かける街によってもバッグの特徴はバラバラで、下町か表参道かでも変化を見つける事ができます。もちろん、性別や世代によっても違いは様々です。
今回の記事では、先日お出かけした際に感じたメンズバッグのトレンドについてゆるりとお話します。
個人的なバイアスも含まれた記事なので気楽に読み進めていただければ幸いです。
それでは、いきましょう!
ハーフムーンバッグよく見るようになりましたね!
最近ついに町中でもハーフムーンバッグを見かけるようになりました。
ハーフムーンバッグとは、上部が三日月状に型取られたバッグを指します。
主にショルダーバッグで採用されている形状で、Flathorityでもキャタピラーバッグがハーフムーンバッグと言えるでしょう。
このハーフムーンバッグですが、実は約1年半前の2022年10月に2023年のネクストトレンドとして解説する記事を掲載していました。
当時は、まだ最先端のファッショントレンドだったこともあり、正直記事の閲覧数も少なかったのは懐かしい思い出です。
その後、2023年の第1四半期ではユニクロのハーフムーン型バッグが世界的にも大ヒットしました。
2023年は年間通してハーフムーンバッグトレンドが継続し、今ではそこそこ町中でも見かけるようになっています。
つまり、ハイファッションの世界から徐々にマス層へ流れてきたということでしょう。最先端トレンドではなくなったものの、今が1番広がりをみせている段階です。
市場的にもレザー・生地問わず選択肢も幅広く見かける機会も多いことから、これからハーフムーンバッグを取り入れるのも有りですよね!
ハーフムーンバッグの今後と斬新なデザイン
ハーフムーンバッグは今後、トレンドから定番へと移行していくでしょう。
これは、洋服の世界でオーバーサイズのシルエットが市民権を獲得し、誰もが取り入れるようになった現象と同じ流れです。
ZOZOTOWNでは人気上位にハーフムーン型をよく見かけますし、人気の火付け役となったルメールのクロワッサンバッグも未だに高い人気を誇っています。
また、ハーフムーン型の概念を超えてしまうかもしれませんが、面白いファッションニュースも存在します。
ナイキがジャックムスとコラボして、自身のロゴマークを模したバッグを発売しました。
>ジャックムスとナイキがコラボバッグを発売 スウッシュの形のミニバッグ (fashionsnap.com)
非常に斬新なアイデアですよね。広く捉えればこれもハーフムーンバッグ。(無理あるかな?)
かなり攻めた形状なので、これもトレンドの浸透によって挑戦できたと言えるかもしれません。
2024年は何がトレンドに躍り出る?
ここまでは2022年から始まったハーフムーンバッグに関する雑感をお伝えしました。
ここからは2024年の最先端トレンドについて。
過去に2本ほど2024年のトレンド予測を公開しましたが既にご覧になられましたか?
>もう見えた!2024年のメンズトレンドバッグは◯◯です。
>【2024年メンズバッグトレンド・秋冬編】◯◯ハンドルのバッグにご注目
トレンド予測って実は恐くて、外れることもあるので挑戦的な企画でもあります。
2024年のトレンド予測では、クラッチバッグと短ハンドルのトートバッグを推していますが、正直まだ町中でその姿を見かけることは少ないようです。
特に、片手が埋まってしまうスタイルのトレンドゆえ、利便性の観点から浸透しにくいという実情もあるのでしょう。
しかし、メゾンブランドでのクラッチバッグの増加には興味深いものがあります。
浸透には時間がかかるかもしれませんが、1~2年後には町中で見かける機会が増えていくかもしれませんね。
今からクラッチバッグを取り入れてトレンドファッションを楽しむのもオススメです!
トレンドに乗るも乗らぬも自由
最後にここまでの話を全てひっくり返すかもしれない話をして終わろうと思います。
それは「トレンドには無理して乗る必要はない」ということです。
個人的にはトレンドはある程度乗った方が楽しくて気分も高揚するタイプではあります。
しかし、1つのアイテムを長く使い続けるのも非常に格好良いスタイルですよね。
つまり、トレンドは乗っても良いし乗らなくても良いのです。
どちらにせよ芯を通していて楽しいと思えることが大切になってきます。
とはいえ「トレンドを知っていてあえて乗らない」か「トレンドを知らずに乗れていない」かでは、現れる雰囲気も変わってくると思うのです。
トレンドを知っておくということだけは怠らないようにしましょう。私もトレンドをキャッチアップ次第ブログでアップしていくので、引き続きご愛読いただければ幸いです。
皆さまはトレンドには乗る派、乗らない派どちらですか?
自分だけのスタイルで春の装いを楽しんでいきましょう!
本日は以上です。
では、また!