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CF-101 2WAYなレザーブリーフケースについて2
~前回ブログの続き~
前回のブログでは2WAYブリーフのコンセプトや素材を紹介しました。本日はCF-101の仕様を説明させていただきます。
収納について
まずは収納力をご覧ください。
PCポケット
PCポケットは上、横どちらからでも取り出せる仕様です。※写真のPCは11.6インチ
大型ファスナー付きポケット
ファスナーポケットはA4用紙が楽に出し入れできるサイズです。
様々なギミックとこだわり
ここからはflathority自慢のこだわりをご紹介します。。細かいこだわりなので、語らないと伝わっていないはず!
ここぞとばかりに熱く語らせていただきます。
生活導線を考えたストラップ用金具
鍵などをかけることができるDカンがファスナー上に付いています。
実はファスナーが左右非対称なのです【2WAYをより使いやすく】
外側のファスナーは左右非対称についており、リュックとして使用する際に、底面にファスナーが来ないよう設計されています。
ハンドルにもこだわりが・・・!
ハンドルはブリーフケースの顔を決める重要な部分ですので、丈夫な金剛打ち紐を芯に使った丸手を採用しています。金剛紐と革の堅牢さが相まって手に持った時にブレがなく、快適な持ち心地です。ハンドルの土台部分にも前回ブログで紹介したヘビーレタンを使用しており、持ち手周辺の補強に一役買っています。
ハンドルには更にこだわりポイントあり。リュックで使用する際にハンドルが倒れないよう、ハンドルをまとめる革が付属しています。ヘタったように見せない一工夫を加えました。
ハンドルをここまで作り込んだブリーフ、リュックの2WAYは、業界で様々なバッグをみてきましたが、なかなかに稀有な存在かと。
ハンドル根本の金具はネジ式のタイプを採用。ハンドルは長期使用するとダメージが起こりやすい箇所でもあります。ご購入いただいたバッグを長くご愛用いただくためにも、交換が容易にできる設計としました。もしご使用されたバッグが破損してしまった場合、棄ててしまう前に弊社へお問い合わせください。
ちなみに、Flathorityではコバ(革の断面)が外側に向くハンドルを多く採用しています。これも50年以上の製造ノウハウから採用が決まった設計。コバが内側に向いているとバッグ本体を傷つけてしまう恐れがあるため、このような設計になっているんです。
リュック用ベルトもひとアイテム加えています
リュックベルトに付けられた帯状の革には、アウトドアショップなどで販売されているハーネスを取り付けることが可能です。ライフスタイルに合わせて様々な用途にご使用ください。
着用例
(モデル 身長176cm)
最後に
昨今、ビジネススタイルのカジュアル化はさらに加速しています。
「ビジネスバッグ=ブリーフ」というこれまでの認識が徐々に変化し、リュックがブリーフを凌駕する日はそう遠くないのではないかと、OEMを主な生業としていて実感している今日この頃。しかし、私個人としては、ビジネススーツスタイルに最も似合うバッグは、やはりブリーフケースであると思っています。
リュックの快適さ、ブリーフの凛々しい様はどちらも捨てがたい要素と思わずにはいられません。そこで、本製品の出番です。通勤中にはリュックスタイル、仕事中の商談や取引先への訪問時にはブリーフスタイルなどと、TPOに合わせて使い分けてご利用いただけます。これも2つの持ち方がどちらも様になるアイテムだからできる方法。ビジネスマンの強い味方になれると自負しております。
本日はFlathority自慢の2WAYブリーフを紹介しました。気になった方は下記商品ページをご覧ください。
初めてのブログ執筆に対して思うこと
「職人は寡黙で口下手」というイメージは悪くないですし、弊社の職人も説明や紹介が得意な方ではありません。しかし、作り手のアイデアを活かしたモノづくりをメインコンセプトとして据える我々Flathorityにとって、「良い物を作って終わり」では死活問題です。
物というのは、お客様に知っていただくことで初めて価値に変わると考えています。どれだけ良い物を作っても知られなければ、価値を提供することは叶いません。今後は製品で語るだけでなく、当ブログを通して文字でも商品の拘り、魅力を発信してまいります。
コロナウィルスが落ち着いてくれば、弊社の最も説明上手な販売担当がイベントにて全国津々浦々お伺いしますので、今後とも宜しくお願い致します。
また、イベントの告知は本サイトメインページにて掲載致します。イベントの際はぜひ足をお運びいただければ幸いです。