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【使い方が分からない?】革製コインケースはミニバッグ派のポーチとしても優秀でした

 

 

「これってどうやって開けるんですか?」

 

とある商品をきっかけに、先の言葉からお客様とのコミュニケーションがスタートすることがしばしばございます。ちょっとだけ他とは変わっている特徴を持っていることで、お客様との接点を与えてくれる貴重なアイテムがクリックコインケースです!


FF Click Coin (S) (FF-213)¥4,400(税込)
FF Click Coin (M) (FF-214)¥4,950(税込)

 

確かに、なかなか見慣れない形状ですよね。一応、がま口のコインケースなのですが口元の金具には取っ手が見当たらず、初見では開け方がわからないのも納得です。

 

本日は男女問わず、お問い合わせを多くいただくクリックコインケースの詳細と使い方を紹介します。

また、私が実践している「小銭を入れる以外の活用方法」も後半でご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください!

 


製品の仕様【らっきょう玉のないがま口小銭入れ】

ラインナップは2

サイズはSとMの2つをご用意しています。どちらもがま口特有のらっきょう玉(取っ手の部分)がないミニマルでシンプルなデザインです。

Sサイズは特に小さく手のひらサイズ。

サコッシュなどのミニバッグに入れても邪魔になりません。逆に、小さ過ぎて「あれ?どこにいった?」となることがあるのではないかと思うほど。笑

 

左:Sサイズ 右:Mサイズ

Mサイズも手のひらより少し大きい程度です。この大きさであればポケットに入れてもほとんど膨らみはございません。

Mサイズのみ外側にマルチポケットが一つ付いています。多少無理矢理であればクレジットカードが一枚入るほどの大きさです。ですが、カード大の物を入れると上部がはみ出してしまうのでご注意ください。

 

本アイテム最大の特徴は「がま口なのにらっきょう玉がない」という形状にあります。そのため、フォルム全体に丸みがあり、ポケットに入れても引っかかることがありません。

先日もお客様から「ポケットに入れたいけれどオススメはありますか?」とお問い合わせいただいたため、クリックコインケースMをご紹介したところアイテム自体に角がないことと、適度な大きさを気に入っていただけました。

確かに角がないことで取り出しも容易で、服に引っかかって大切なお召し物を傷付けてしまうリスクもありませんね!

 


メインマテリアルはFlathorityオリジナルキップレザーを使用

外装革にはFlathorityオリジナルのキップレザーを使用しました。この革はFlathorityの代表作であるコーカサスリュックマルチポーチと同じものになります。

写真はマルチポーチになります

オリジナルキップレザーはとにかくしっとりスベスベもっちもちです。端的に言って「ずっと触りたくなる革」ですね。

 

すみません。少し抽象的になってしまいました。笑
もう少し詳細に見ていきましょう。

 

 

Flathorityのオリジナルキップレザーは、しなやかさとキメの細かさが特徴です。

キップレザーとは生後6ヶ月~2年の子牛から鞣された革のこと。牛革は鞣される牛の年齢によってキメや柔らかさが異なります。牛の年齢がより若くなると、柔らかさとキメの細かさが増していくのです。特にキップレザーは、生まれて少し成長した段階で加工されているため、コシと柔らかさのバランスが丁度いいと言えます。

Flathorityのキップレザーは一度触るとずっと触っていたくなりますよ。中毒性ありです。笑

 

キップレザーについては以前リュックを紹介した記事にも記載があります。こちらも併せてお楽しみください。
>レザーリュックの魅力を語らせてください【コーカサスリュック編】

 

内装には国産ピッグスキンを使用しました。

ブランドロゴは内装にひっそりと。

ピッグスキンも柔らかさが特徴的な革になります。外装革のオリジナルキップレザーにピッグスキンを直接貼りつけるため、外装革の質感を損ねない革を選んでいます。

 

内外オールレザー仕様をお楽しみください。

 


クリックコインケースのエイジングレポート

革の特徴が分かったところで、私が半年間愛用しているクリックコインケースMのブラウンと新品を比較してみました。

表面 左:新品 右:使用歴6ヶ月

少し光沢が増して、確かな変化を感じられます。

オリジナルキップレザーはクロム鞣しのレザーなのですが、きちんとエイジングしていますね。タンニン鞣し系のレザーと比べれば、ゆったりとした変化ではありますが「自分だけのアイテム」へ少しずつ変わってきています。

背面 左:新品 右:使用歴6ヶ月

私の私物コインケースは、中に小物をたくさん詰め込んで使っていたので、マチの方向にふっくらと伸びています。

まだまだ使用歴6ヶ月のひよっこ。これから更に時間をかけてエイジングを楽しみたいです。

 


クリックコインケース開け方講座

さて、革の詳細は以上となります。

お待たせしました。ここからはクリックコインケースの開け方をご紹介します!

 

開け方手順

  1. ①横から見たときに少し高くなっている方(裏側)をご覧ください。
  2. ②真ん中上部を触ってみてください。突起があるかと思います。
  3. ③裏側全体を少し抑えつつ、②で見つけた突起を押してください。

 

開いた!

 

とても簡単に開くことができます。閉まっている時は不用意に開くことはありませんが、開けるときは片手でも行うことができます。見慣れない形状ではありますが、通常のがま口よりも更に楽ながま口と思っていただければ分かりやすいと思います。

 


メンズ・レディースの活用術を考えてみました

クリックコインケースは商品名こそ「コインケース」ですが、色々と丁度いいサイズ感なのです。ただの袋形状だからこそ色々な使い方ができそうです。

そこで、クリックコインケースの活用方法を考えてみました。私自身、クリックコインケースMを小銭入れ以外の用途で使っています。私のプライベートな使い方まで公開します!

 

まずは王道コインケースとして

まずは名称通りコインケースとして使ってみました。

Sサイズに小銭を8枚入れています。手持ちの小銭が少なくて検証が中途半端ですが、この調子だとSサイズでも20枚は入りそうです。

 

ミニポーチ・常備薬入れにピッタリ!

これが私の使い方です。

私はアトマイザー(香水入れ)やリップクリームをクリックコインケースMに入れて持ち歩いています。約半年間使っていますが、ミニバッグにも入れられるからとても便利!

小分けのお菓子の持ち歩きにも◎

ソーイングセットも入ります

 

アクセサリーの収納にも使えます

製作側として意外だったのが、アクセサリー収納の用途としてお選びいただくことが多いことです。

冒頭にもお伝えしましたが、ポップアップなどのイベントでお客様との接点となることの多い本アイテム。「こんな使い方をしたい」とお聞きする中で、よく伺う用途が「アクセサリー収納」です。

ばらけやすいイヤリングを出先で無くさないようにとお選びいただいています。

 


最後に

本日はポップアップの隠れた人気者であるクリックコインケースをご紹介しました。がま口でありながら、らっきょう玉(取っ手)がないミニマルなデザインのコインケースです。

 

シンプルな持ち物を趣向されている方や「ちょっと変わった物」を好まれる方にはピッタリなアイテムとなっています。発売から2年以上経つロングランなアイテムながら、そのミニマルなデザインは、今の時代こそ受け入れられるものとなっています。

 

「休日は小さいバッグ派」の方は、小銭入れとしてだけでなく、ばらけやすい小物用ミニポーチとしてもチェックしてみてください!

 

本日詳細したアイテム


FF Click Coin (M) (FF-214)¥4,950(税込)

 


FF Click Coin (S) (FF-213)¥4,400(税込)

2021.01.27 | 商品
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