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【ON・OFFあらゆる場面にマッチする】新作レザートートバッグをご紹介します【製作背景と機能編】
2020年10月末に各種SNS、ブログで新作トートバッグの初期サンプルを公開しました。皆様既にご覧になりましたか?
過去記事はこちら。
その際、多くの反響をいただきまして、同業者の方からも問い合わせが来たほど。応援の声もいただいていたのでFlathorityとしても気合いを入れて準備を進めてきました。
そんな新作トートバッグがついにリリースとなりました!
Coimbra Tote (CF-102) ¥46,200(税込)
初期サンプルから更に改良を加えて、ON・OFFでも様になるトートバッグになったと自負しています。
ミニマリスト的志向をお持ちの方であれば、このバッグひとつあればシーンを選ぶことなくお使いいただけるデザインです。
本日はFlathority-が約1年ぶりにリリースするトートバッグの詳細を見ていこうと思います。
今回の記事では「製作背景」「機能」の2つに焦点を当ててご紹介。次回のブログでは「素材」と「作り」について解説します。前後編形式でお楽しみください。
【製作背景】日本の工房だから作ることができるバッグを届けたい
まずは製作背景をご紹介します。なぜこのトートバッグを作ることになったかについてのお話です。
製作の様子
皆様はファストファッションを購入されたことはありますか?
世界的に経済が豊かになり、あらゆる商品がどこでも気軽に安く手に入るようになりましたよね。洋服なんかは高品質、高機能、最近では抗菌性もある商品が安価に販売されています。
バッグもまた同じことがいえて、海外生産の使い勝手の良い商品が増えてきました。
そんな中で、私たちがお客様に本当にお届けしたいものは「良い物を長く使うこと、本物を味わっていただく」ことにあります。
物を大切に使う、直してまた使うという当たり前をお届けしたいと思うのです。そのためには、強固で壊れにくく、壊れても直やすい構造により長い間使い続けることができる商品である必要があります。
幸いなことに、FlathorityではOEMを通じて堅牢な作りのノウハウを蓄積してきました。
これまでのノウハウを生かした「ファクトリーブランドらしい長く使える良い物」と考えを巡らせていたら、量産品では極端に見なくなった「手縫い」の要素を製造工程に組み込むことに!
結果、新作トートバッグは職人の技が光りつつも修理まで見据えた構造に仕上がったんです。
新作紹介でいきなり修理の話を持ち出すのもどうかと思いますが、どこか壊れても修理可能です。使っていく中で異変を感じたらご連絡ください。
手縫いなど「作り」の詳細については次回のブログでご紹介するため、一旦ここまでとします。次の章では、シンプルなデザインのバッグに込められた機能をご紹介します!
【機能】軽い持ち心地とA4もすっぽりな縦型形状
続いて、機能面について。
本作は縦型のトートバッグになります。
内装にポケットなどはない非常にシンプルな形状です。上部にもファスナーやホックがないので、非常にスッキリと品のある表情となりました。
大きさとしてはA4サイズのクリアファイルがすっぽり収まるサイズ感。マチを広くとることによって週刊少年誌であれば3冊は余裕で入ります。
内装はポケットのないシンプルな作り。これは好みが分かれるポイントですよね。ポケットを廃した理由は、表面の見た目に影響が出る他、パーツを減らして破損のリスクを減らすためになります。
代わりにカラビナ付きのレザーコードをお付けしました。
こちらにポーチ(別売り)をお付けいただくことで、小物の収納にお役立てください。カラビナは汎用的な形状ですので、サードパーティーのアイテムもお使いいただけます。電車移動が多い方はパスケースなどを付けるのもおすすめです。
また、本作は「とある作り」により、本体重量が約700gとレザーバッグとは思えない軽量さを実現しています。
※作りについては次回のブログをお待ちください。
さらに、長めのハンドル設計により肩掛けスタイルでもお使いいただけます。
ハンドルの根元は手縫いによって胴面にきっちりと縫い付けたので、肩から落ちても倒れることがありません。サッと掛け直せるので、筆者みたいななで肩さんも使いやすいですよ!
その軽量さゆえに肩への負担も軽いため、肩掛けスタイル大変おすすめです。
もちろん手提げスタイルも◎
キレイ目なデザインなので、メンズ・レディース気にせずユニセックスにお使いいただけますよ!
以上が機能のご紹介となります。
シンプルながら大容量かつ軽く持ち主にも優しいトートバッグです。カラビナ付きレザーコードにより拡張性もありますので、ご自身のライフスタイルに合わせて組み合わせてみてください。
新作トートバッグ発売中です!
本日は新作のトートバッグを「製作背景」と「機能」の面からご紹介しました。
大量生産、大量消費の時代を経て、昨今ではサステナブルやエコについて議論されることが増えてきました。
しかし、「1つの物を長く使う」というのは日本人が元々持っている習慣ですよね。
身の回りの物の大半が大量生産品になってしまった今だからこそ、新作トートバッグはパーツ1つ1つを吟味しながら手仕事によっておつくりしました。
ぜひ、手仕事の良さを感じてみてください。
商品ページはこちら
それでは~後編もお楽しみ!