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プエブロラウンドウォレットの仕様変更を詳しく見ていく
Flathority公式サイトのトップページでもお知らせしていますが、プエブロレザーを用いたラウンドファスナーウォレットの仕様が変更となりました。
長らく多くの方からご愛用いただいた本アイテムですが、様々な事情から一部リニューアルとなります。
Land Long Round Zip (FP-515) ¥31,900(税込)
昨今の物価高もあり改悪かと思われる方もいるかもしれませんが、ご安心ください。
今回の変更はポジティブな内容です。
マイナスな事情からの変更ではありません。皆様からのお声を形にするための試みになります!
本記事では旧タイプと新タイプを並べて比較しながら変更点を見ていこうと思います。
何が変わってどのような良いことがあるのか確認しましょう!
変更点は1箇所のみ【外ポケットなくなりました】
早速ですが、変更点をご紹介します。
今回変わったポイントはたったの1つです。
リニューアル版では外装にありましたポケットが廃止されてフラットになりました。
左:旧仕様 右:新仕様
見ての通り、見た目としてはよりシンプルな印象です。
旧仕様はどこかギミック感がありカジュアルな印象も感じさせていましたよね。
一方で、新仕様は研ぎ澄まされたデザインになって高級感が増したと思いませんか?
ただし、ポケットが廃止されたことで収納できるカードが一枚分減ってしまいました。
ここはマイナスに感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、Flathorityとして収納力減はそこまで大きな問題とは捉えておりません。
というのも、元々が大容量タイプの長財布なので、外装ポケットの収納力を補えるだけの内装収納があります。
ランドロングラウンドジップは内装のカードポケットだけでも9枚分あり、余力のある構造です。ぜひ、収納には内装ポケットをお使いください。
仕様を変更した理由
ここからはなぜ仕様変更を行ったのか。その理由を2つご紹介します。
変更した理由は以下の通りです。
- 仕様を変更した理由
・社会活動が変化したから。
・お客様からのお声が多かったから。
それぞれ深掘りしましょう。
・社会活動が変化したから。
最初の理由は「社会活動が変化したから」です。
どこか抽象的な表現で分かりにくいかと思います。格好つけずに言うと「Suicaカードを使う人が減ったから」となります。
元々、外側のポケットは交通系ICカードを入れるためのポケットとして考えられました。Suicaカードを財布の内側に入れてしまって反応が鈍ることを回避するために一番外側に入れられるようにしたのです。
しかし、時代は進んでスマートフォンの所有率が格段に上がりました。
そして、モバイルSuicaやモバイルPASMOが普及したことで、物理カードの所有率も低下しています。とあるインターネットの記事によると2021年初旬のシェア率は「物理カード:79.1%、モバイルSuica:13.4%、切符その他:7.5%」との結果になっていました。
2022年現在はさらにモバイルSuicaがシェアを伸ばしているでしょうから、どこかのタイミングでシェアが逆転することは間違いないでしょう。
また、リモートワークの推進によって電車に乗る機会自体が減ったことも起因します。
以上のように社会活動が変化したことによって交通系ICカードの利用料が低下しました。ICカードを入れることを想定して設けた外ポケットですから、自然と廃止の流れになったのです。
・お客様からのお声が多かったから。
次の理由は「お客様からのお声が多かったから」になります。
ポップアップイベントでも度々聞かれた質問に「この外ポケットなくならないの?無かったら使いたいのに」という内容がありました。
やはりシンプルなデザインを好まれるお客様が多く、シェルコードバンのラウンドウォレットのようにして欲しいという要望が多かったのです。
そこで、先の理由の通り、物理カードのシェア率が落ちてきた2022年に外ポケット廃止の運びとなりました。
今後もお客様の声を大切にしながら改良や商品開発を行って参ります。
よりシンプルな佇まいに。
本記事はプエブロラウンドファスナーウォレットの仕様変更をご紹介しました。
外装のギミック感が減ったことにより、さらにシンプルなお財布へ昇華しています。大判で余計な装飾のないプエブロレザーをお楽しみください。
本日は以上です。では、また~
ご紹介したアイテム
Land Long Round Zip (FP-515) ¥31,900(税込)