Since 1952 Flathority MADE IN JAPAN

BLOG

【2022年】コレクションから学ぶレザーバッグのスタイリング秋冬編

8月も終わってそろそろ秋の気配が見えてきました。

私は頻繁にコンビニを利用するのですが、すでに芋や栗を用いた期間限定品が並んでいます。これら芋アイスなどの季節商品を目にすると「もう秋かぁ」と思ってしまいますね。

また、秋冬となると洋服好きにとっては楽しい季節です。

洋服を着込める分、コーディネートの幅が増えて、様々なスタイリングを楽しむことができます。当然、レザーアイテムもスタイリングには重要なアイテムですから活躍の機会は増えていきます。

冬を前にお気に入りのレザーアイテムを手に入れたりお手入れを済ませておきたいですね!

ただし、良い物を手にしてもスタイリングにハマらなければ魅力を引き出すことはできません。

「トレンドやスタイリングが分からない」とテキトーにいつもの格好をしただけでは魅力を活かせない場合もあるのです。

 

そこで、今回は様々なブランドの2022AW(AW:は秋冬の意味)からバッグを生かしたスタイリングをしているルックを紹介します。
ハイブランドは一般の生活には馴染まない派手な格好もありますが、着こなしのエッセンスを学ぶことはできます。

様々なスタイリングを見て秋冬の着こなしを更に高めていきましょう!

今回は秋冬のスタイリングを紹介するにあたって、筆者の主観から3つのカテゴリーに分けさせていただきました。

「ブルゾン&ニット編」「テーラードジャケット編」「ロングコート編」に分かれているので、お手持ちの上着に合うカテゴリーを中心にご覧ください。

※ルックは全て22AWのものになります。
諸事情から写真を転載できないので、各ルックはリンク先をご確認ください。

 


ブルゾン&ニット編

まずはブルゾン&ニット編です。

そこまで寒くないけれど一枚羽織りたい時は、コートではなくブルゾンやニットが活躍しますね。

そんな時に使えそうなスタイリングを2つご覧ください。

 

まずはBerlutiのルック3です。

ハードなレザージャケットにテーパードのかかったスラックスが大人の色気を感じさせています。そこに革靴とクラッチバッグを同色で合わせることで単調にさせない工夫がかっこいいですね。

ここから学べる点は「レザー同士で色を拾う」ことではないでしょうか。

小物も同様に色や素材を合わせると統一感UP

 

革靴と革鞄の色を合わせることで統一感が増していますし、インナーのブラウン系のニットともマッチしていますね。簡単に真似もできるので取り入れたいスタイリングでした。

 


続いて、Berlutiのルック5です。

シンプルなニットとスラックスに大きい被せトートバッグをショルダースタイルで持っています。

このスタイリングですがバッグが無かった場合、どのように見えるでしょうか。おそらく、あまりにもシンプル過ぎるかと思います。

これをシンプルで済ませないポイントがレザーバッグ。

存在感のあるバッグを体の中心に持ってくることで、スタイリングにメリハリが生まれ、全体の主役がバッグであることが分かります。

大判のバッグは印象を大きく変える

 

秋の始まりでスタイリングがシンプルになりがちな季節に活躍したい着こなしでした。

 


テーラードジャケット編

ここからはテーラードジャケット編です。

大人の定番スタイルであるテーラードジャケット。スーツでも用いられるテーラードジャケットはかっちりしたイメージがあり、年齢を重ねるほどに重宝します。

今年の秋冬は様々なブランドからテーラードスタイルが提案されており、クラシックな装いが流行するかもしれません。

そんなテーラードスタイルは2つのブランドが似たような提案をしていたのです。2つ一気にご覧ください。

 

GUCCIのルック83LOUIS VUITTONのルック13

どちらのスタイリングもテーラードのセットアップにハンドバッグを持っています。

まるで、「テーラードにはハンドバッグ」というルールがあるかのようです。

ジャケットではありませんが、ハンドバッグがシルエットを邪魔しない参考写真

 

確かに、テーラードジャケットは美しいシルエットがウリの一つ。

ショルダーバッグやリュックを合わせるとシルエットが崩れる可能性が高く、シルエットを崩さない手持ちが最も洋服を活かすスタイリングといえます。

ここから学べる点は「テーラードジャケットのシルエットを邪魔しない」ことでしょうか。

かっちりとしたスタイリングを行う際はハンドバッグやブリーフなどの手持ちスタイルがおすすめです。

 


ロングコート編

最後にロングコート編をご紹介します。

個人的に秋冬における大好きな格好がロングコートです。シンプルに格好良くてたまらないので、最新のスタイリングを勉強したいと思っていました。

一緒に見ていきましょう!

 

まずは一気に2ルックご覧ください。

Berlutiルック6HERMESルック31

どちらもロングコートに大きめのブリーフを合わせています。やはり、ロングコートはアイテム単体の印象が強いため、コートの印象に負けない大きめのバッグを合わせているようです。

また、こちらのルックでも洋服のシルエットを崩さないように手持ちバッグになっていることもポイントになります。

きれいめなスタイリングを組む際はシルエットに注意すると良いかもしれません。

 


続いて、ロングコートにミニショルダーバッグを合わせたスタイリングを3つご紹介します。

BURBERRYルック49

BURBERRYはどこかストリートな印象も感じれる艶のあるコートに同色のバッグを合わせています。ワントーンのコーディネートにバッグを挟むことで単調になっていませんね。

また、ショルダーバッグを斜めがけしたことでコートのシルエットは犠牲になっているものの、フードコートのストリートな雰囲気も相まって非常に自然です。

「ロングコートを着たいけれどカッチリし過ぎたくない」という方には参考になるスタイリングなのではないでしょうか。

 

残り2つのスタイリングはLEMAIREルック36Diorルック34

LEMAIREとDiorはコートの内側にミニショルダーを入れたスタイリング。コートのシルエットを崩すことなく肩がけ出来ていて好印象です。

この上からコートを羽織るやり方ですね。

スタイリングの幅を広げる手法として覚えて置きたい着こなしかと思います。

 

最後にロングコートとクラッチバッグを合わせたスタイリングを紹介して終わろうと思います。

BURBERRYルック3

BURBERRYはシンプルなコートに原色に近い派手なクラッチバッグでコントラストをつけています。シンプルになり過ぎず、視線の誘導が上手なスタイリングだと思いませんか?

ここ数年は装飾性も大変重要視されているので、この遊び心あるスタイリングもかっこいいです。

 

余談ですが、クラッチバッグではないもののBottega Venetaルック64は派手なコートにホワイトのキルティングバッグを合わせています。BURBERRYと正反対な組み合わせながら、こちらもスタイリングに強弱が付けられていてかっこいいですね。

このようにスタイリングの中にコントラストを付ける手法もコレクションでは見られたので参考にしてみてください。

 


最後に

本日は様々なブランドのコレクションから秋冬に参考となるスタイリングをご紹介しました。

様々なブランドからかっこいいスタイリングが提案されていましたが気に入ったルックはありましたか?

全てを真似する必要はありませんが、気に入ったエッセンスを活用いただければ幸いです。

 

今回はここまで。では、また!

 

2022.09.02 | その他
上へ戻る
上へ戻る