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新作バッグの全貌公開【ポップアップで先行登場します】
前回の記事でも登場した新作「Holiday Bag-ホリデーバッグ-」をご紹介します。
シンプルで小ぶりなボディながら、ちょっとしたギミックやショルダーベルトの絶妙な調整具合によって4wayを実現したバッグ。
財布やシガレット類を入れると丁度いいサイズ感で休日用バッグとしてこれ以上ないほどの仕上がりになりました。
本日はそんな新作のバッグが具体的にどんなディテールなのか、4wayの内訳などご紹介します!
それでは、いきましょう!
全体のデザイン
早速ですが、新作のバッグをご覧ください。
Holiday Bag ¥29,700(税込)
中央にくり手と呼ばれる手を入れる穴があり、バッグ本体が2つに折れている形状です。
肩がけするとサコッシュバッグのようにお使いいただけます。
収納力としては、長財布がすっぽりと納まったうえで、シガレットなどの小物を多少入れられる程度。
休日用と考えれば十分な収納力ではないでしょうか。
背面には独立したマルチポケットがあり、スマートフォンや定期を入れられます。
サッと取り出したい物を入れておけるポケットがどうしても欲しくて、背面にサブポケットを取り付けました。
メインの収納口とサブポケットの口元にはどちらもマグネットが入っているため、ポケットがだらんと垂れてだらしなく見えることがありません。
また、防犯対策としても少し安心感が増しますよね!
また、背面にはショルダーベルト用のDカンを2つ取り付けました。
Dカンの根元の革にはイタリア産ブッテーロレザーを使用。強度が求められるパーツには硬さのあるレザーを用いています。
ショルダーベルトは着脱可能で、これにより4wayを実現。4wayの具体的な説明は後半でご紹介します。
メインマテリアルにイタリアンシュリンクレザー
メインマテリアルにはコインブラトートにも使用しているイタリアンシュリンクレザーを採用しました。
今回の新作バッグは2つに折れることが最大の特徴ですが、この特徴を実現するのに最適なレザーがイタリアンシュリンクレザーだったのです。
2つに折れることの最大のデメリットは「銀面割れ」になります。
銀面割れとは、革の表面が割れることを指します。一般的に革を谷折りすると銀面割れしやすく、特にタンニン鞣し革は割れやすい印象です。
そのため、今回の形状を採用するにあたってクロム鞣し系のしなやかなレザーが必要でした。
Flathorityのイタリアンシュリンクレザーは自然なシボ感とふっくらとしたしなやかさが特徴的なレザーです。
屈曲にも強く、反発力も良い意味でありすぎないため、2つ折り形状にぴったりフィットします。
ちなみに、雨にも多少耐性があるので、デイリーに使いやすい素材です。この特性と「休日用バッグ」というコンセプトもマッチしていますよね。
内装には人工スエード
内装にはグレー色の人工スエードを採用しました。
上品なグレーで大人の持ち物として風格があります。
また、人工スエードなので、リアルスエードよりも水に耐性があり、こちらもコンセプト通り。
【4way仕様】休日はこれ1つでOK!!
全体像と素材についてはお分かりいただけましたか?
ここからは4wayの具体的な内訳をご紹介します。
着用写真を多めに用意したので、画像からも使用イメージを膨らませてみてください。
まずはサコッシュバッグです。
モデル:身長:175cm 痩せ型 以降、モデルは全て同一人物です。
形状から最もイメージしやすいサコッシュスタイル。
個人的な想定では、サコッシュが基本形状で残る3つが変形スタイルになります。
両手が空く楽なスタイルでちょっとしたお出かけにピッタリです。
本革だからこその上品さがあり、サコッシュバッグ独特のカジュアルさを打消し、大人の持ち物として優れたアイテムとなっています。
2つめのスタイルがウエストバッグです。
私、普段は自転車通勤をしていまして、どうしてもウエストバッグを欲していました。
かといって、ウエストバッグが必要なのは平日の通勤時のみ。休日はウエストバッグよりも更にファッショナブルな使い方がしたいのです。
そこで、ショルダーベルトを無段階で調整できるようにして、ウエストバッグとしても変形できるように工夫しました。
これで自転車に乗っているときはウエストバッグとして、休日はサコッシュバッグとして使える。まさに欲しかった機能が詰まっています。
ちなみに、ウエスト約70cmの私が着用すると、最も短くした状態で少し緩く、お尻で固定する感じです。
構造上の欠点でもあるのですが、ベルトを最も短くした最小サイズで着用写真の通りになります。
私自身、細身な体型であるため、多くの方には問題なくご使用いただけますが、私よりも腰回りが細い方はご注意ください。
3つ目のスタイルがクラッチバッグです。
最もフォーマルな印象を与えるクラッチバッグスタイルもオススメの持ち方になります。
男のワイルドさも最も表現できますよね。
少し前までは革素材のバッグは冠婚葬祭ではNGとされていました。
しかし、近年では牛革でシンプルなものはOKとされることも多く、こちらのバッグであれば条件を満たしているといえます。
冠婚葬祭のためだけにクラッチバッグを持ちたくないという方にも4wayのHoliday Bagがおすすめです。
4つ目はハンドバッグです。
折りを正してくり手を持つと、一見紙袋にも見える縦長のハンドバッグになります。
「紙袋みたいなのに本革」の違和感が小馴れ感といいますか、最もファッショナブルな形状に思えてなりません。
さらに、縦長だからこそ収納力も上がっています。
500mlのペットボトルも(多少突っ張りますが)入るようになるので、外出先で飲み物を購入したときに形状を変更するなど、フレキシブルにお使いいただけます。
4wayで使えるのに、このようなファッショナブルなスタイルもあると、洋服に合わせて形状を変えていく楽しさがあるな、と。
余談ですが、5つ目の選択肢として「ショルダーバッグ」も実はあるのです。
ショルダーベルトを最も長くすることで、肩がけしたときに本体が腰下位置にくる「レディーライクな持ち方」も可能になります。
ただ、サコッシュスタイルとやっていること自体は変わらないため、大々的には謳っていません。
謳い文句にはないものの、こちらもスタイルとしては格好良くキマるので、ぜひ活用していただければ幸いです。
欲しいと思っていただけたらどうぞご連絡ください
本日は次回ポップアップで先行発売する新作バッグをご紹介しました。
ブログでご紹介したものの、こちらはまだ公式サイトからお求めできないアイテムとなっています。あくまでもポップアップの限定品です。
(ちなみに、ブラック・ブラウン・ネイビーがあるのですが、それぞれ極少量の生産数になっています。)
ご期待いただいた方がいらっしゃいましたら大変恐縮です。
実はこちらのアイテムはテストリリース品でして、ポップアップでの反響次第で定番品化の成否が決まることになっています。
私個人としては大変オススメできる仕上がりとなっていますので、是非とも定番品に加えたいところです。
そこで、「私も欲しいよ」という方はぜひそのお声を頂戴できればと考えています。
反響次第では定番品化の流れが加速するでしょうから、お力添えいただければ幸いです。
本日は以上です。
では、また!