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もう見えた!2024年のメンズトレンドバッグは◯◯です。
今年の夏もまだまだ終わっていませんが、来年のトレンドに関するお話。
気が早いようですが、ファッションの世界では既に2024年春夏のコレクションが発表されています。
トレンドが生まれるハイファッションの世界は流れが早いですね。6月には24SS(2024年春夏)のパリコレがありました。
「パリコレってランウェイでしょ?一般の服装とはかけ離れたぶっ飛んだ世界観じゃない。私服の私達とは関係ない」と感じられる方もいらっしゃるかと思います。
我々の生活とパリコレは一見別々のようですが、実は繋がっていることをご存知でしょうか?
パリコレで生まれたトレンドは徐々に世間に広がっていきます。
例えば、ユニクロに代表されるファストファッションもパリコレなどのコレクションの中から流行りそうと感じたデザインを元に新商品をリリースしているんですよ。
また、定番品であっても微妙にサイズ感を現代風にアレンジして再販売されているなどと、消費者は無意識のうちにトレンドアイテムを目にすることになります。
こうして、大衆まで降りてきたデザインやシルエットの商品を我々が手にし、ハイファッションの影響を受けるのです。
ということは、ハイファッションのコレクションを知ることで、これから起こるであろうトレンドが分かるといえるのではないでしょうか!
ちなみに、2024年は明確なトレンドが存在します。
運営会社も別々なブランドが一様にとあるバッグをコレクションで使用していました。
流行の兆しに敏感な彼らハイファッションの発信者たちが、同時にコレクションで用いたということは、それだけ次にブームとなる確率が高いということです。
少し話が逸れますが、昨年も2023年バッグのトレンド予測を行っていました。
関連記事:【2023】メンズのネクストトレンドは一周回ってこのバッグ
パリコレなどのランウェイショーから予測して、2023年はハーフムーンバッグがトレンドアイテムになるとご紹介していました。
予測は大当たり。
世界で最も売れたファッションアイテムにユニクロのハーフムーンバッグが選出されています。→こちらの記事で解説中。
2024年版も当たる可能性大ということで、来年のトレンドバッグを先取り学習していきましょう!
2024年のトレンド鞄は『クラッチバッグ』
見出しにもある通り、2024年のトレンド鞄はクラッチバッグです。
「え、クラッチバッグって昔に流行ったバッグだよね?」
「怖いお兄さんが持っているイメージ」
そんな風に思いませんでしたか?
実際、2023年現在ではクラッチバッグはトレンドの中心にはなく、注目の外側にあると言えるでしょう。
ですが、このクラッチバッグが2024年春夏やリゾートコレクションでは多用されていました。
(画像勝手に使えないため、外部サイトへのリンクとなることご了承ください!)
写真1/71|ルイ・ヴィトン2024年春夏メンズコレクション – ファッションプレス
写真1/37|フェラガモ2024年リゾートウィメンズ&メンズコレクション – ファッションプレス
写真1/44|ジル サンダー 2024年リゾートメンズコレクション – ファッションプレス
特に注目したい点が、ルック1に多く採用されているということ。
コレクションの始めとなるルック1はいわば、そのシーズンを代表する顔に当たります。
メディアでも多く取り上げられますし、世界観を伝える上でも大変重要な役割を持つのがルック1です。
そのルック1のスタイリングにクラッチバッグが多く取り入れられたのです。
あらゆるブランドがコレクションを発表しますが、24SSで特に注目したいブランドがルイ・ヴィトンです。
24SSのルイ・ヴィトンは新デザイナーにファレル・ウィリアムスを迎え新体制でのコレクションを発表しました。
今回のコレクションはビッグメゾンの新デザイナー就任ということもあり、メディアからも大変注目されたコレクションです。
結果はメディアから好評を受け、ランウェイというよりも大きなショーの様相を呈した大々的なものでした。
そんな大注目もルイ・ヴィトンのルック1でクラッチバッグが使用されたのです。
その他ではリアルクローズ(日常着)よりのモノづくりに好評のあるジルサンダーのリゾートコレクションルック1、上品なフェラガモのリゾートコレクションルック1もクラッチバッグが使用されていましたね。
新デザイナーを迎え更に派手さのあったルイヴィトンから、正反対なイメージを持つクリーンなジルサンダーという相反するブランドのルック1が共通したアイテムなのは驚きです。
その他、ルック1以外の多くのルックでもクラッチバッグが多く持たれていましたね。
写真2/49|アミリ 2024年春夏メンズコレクション – ファッションプレス
写真7/55|トム ブラウン 2024年春メンズコレクション – ファッションプレス
写真13/104|フェンディ 2024年春夏メンズコレクション – ファッションプレス
写真1/98|ヴァレンティノ 2024年春夏メンズコレクション – ファッションプレス
写真36/44|バレンシアガ 2024年春ウィメンズ&メンズコレクション – ファッションプレス
ちなみにクラッチバッグのデザイン的な傾向ですが、デザインはバラバラな印象がありますね。
スタイリングに付け加えたい印象に併せて様々なデザインのクラッチバッグが使用されているようです。
一応パターンとしては、シンプルなテーラードスタイルに対してクラッチバッグを差し色に使ったり、よりエレガントさを強調するシックなデザインを併せているルックが見られました。
クラッチバッグが採用される理由とは?
クラッチバッグがコレクションにて多く採用されていることが分かったところで、そもそもとしてクラッチバッグが多く使われている理由はどこにあるのでしょうか?
この流れは単に「クラッチバッグがしばらく流行ってないからそろそろ使う」といった理由ではありません。
明確な理由がございます。
その理由とは「洋服のトレンドがキレイめスーツスタイルに移っているから」です。
先程のリンク先のルックを改めてご覧いただきたいのですが、テーラードジャケットやコート、ドレスにクラッチバッグを併せているスタイリングが多くありませんか?
昨年まではラグジュアリーブランドもストリート色を強く打ち出していましたが、23AW(2023年秋冬)頃から王道のジャケットやコートのスタイリングが増えてきました。
例えば、ラグジュアリーストリートの代表格であるバレンシアガは分かりやすく変化しています。
写真1/75|バレンシアガ 2023年夏ウィメンズ&メンズコレクション – ファッションプレス
写真1/44|バレンシアガ 2024年春ウィメンズ&メンズコレクション – ファッションプレス
バレンシアガ23SSと24SSのルック1を並べてみました。
本当に同じブランドかと疑いたくなるほど異なる雰囲気がありますよね。
さすがトレンドの中心に居続けるブランドだけあって、流行の兆しをキャッチアップしたコレクションを展開してきました。
バレンシアガは分かりやす過ぎるほど変遷しましたが、この流れは更に加速していくことでしょう。
では、キレイめな洋服が流行るとクラッチバッグが流行るのは何故でしょうか?
それは洋服のシルエットを保つために手持ちバッグが重宝されるからです。
肩がけのショルダーバッグや背負うバックパックは洋服のシルエットを崩しているとも捉えられますよね。
テーラードジャケットはシルエットが命ですから、なるべくショルダーバッグやバックパックは避けたいところ。
そんな時に重宝するのがクラッチバッグというわけです。
持ち方は「手持ちスタイル」が増える!
クラッチバッグがネクストトレンドバッグであることが分かったところで、バッグの持ち方についても言及していきましょう。
クラッチバッグは基本的に手持ちスタイルしかありませんので、一旦置いておいて。
ハンドルがあるタイプのバッグについてご紹介します。
先程もご紹介しましたが、2024年は洋服のシルエットを崩さないことが重要です。
なので、コレクションでは、ハンドルがあるバッグも手持ちスタイルが多くの採用されていました。
写真1/50|エルメス2024年春夏メンズコレクション – ファッションプレス
写真2/22|ベルルッティ2024年春夏メンズコレクション – ファッションプレス
写真38/91|ロエベ2024年春夏メンズコレクション – ファッションプレス
写真1/104|フェンディ2024年春夏メンズコレクション – ファッションプレス
ルックから解釈すると、お手持ちの鞄を2024年スタイルで着こなすには手持ちすると良いでしょう。
Flathorityのクラッチバッグ
最後にFlathorityのクラッチバッグをご紹介します。
FF Clutch bag (FF-210) ¥14,300(税込)
バッグインバッグにもなる王道の薄マチクラッチバッグです。
キップレザーを使用したソフトなタッチ感が素晴らしく、レザーの気持ちよさを感じられるクラッチバッグになっています。
大きさはお財布、スマートフォン、ワイヤレスイヤホン、シガレット類が入る程度。決して大容量ではありませんが、必要最低限の荷物を入れることに適しています。
関連記事:暑すぎる夏はクラッチバッグの出番【ダサいと思われない方法とは】
Holiday Bag¥29,700(税込)
こちらは通常販売していないポップアップ限定品のクラッチバッグです。
※公式サイトからもお求めいただけるようになりました。
クラッチバッグとは呼びつつも4つの持ち方ができる4WAY仕様。
その内の1つの持ち方としてクラッチバッグがございます。
メインマテリアルには水気にも強いイタリアンクロムシュリンクを採用。
休日にこのバッグ1つがあれば安心ということでホリデーバッグと名付けられました。
本体は2つに折れる形状となっており、これは先にご紹介したルイ・ヴィトンのルック1にも通ずるディティールになっています。
とはいえ、2つ折りとなるとメイン収納へのアクセスが悪く感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方の為にも、背面には独立したポケットを設けました。
マグネットで開閉できるイージー仕様で、スマートフォンなどのさっと取り出したいアイテムを入れることにピッタリです。
折り目から開くことでハンドバッグとしてもお使いいただけます。
2024年のテーマである手持ちスタイルを鑑みると、ハンドバッグで使うのもオススメですよ!
こちらのバッグは専用ページがございません。購入方法が特殊となっています。
購入方法につきましては別記事でご紹介していますので、気になった方は以下の記事をご覧ください。
>ホリデーバッグがネットからもお求めいただけます
まとめ
本日は2024年にトレンドとなるバッグをご紹介しました。
2024年のトレンドバッグは「クラッチバッグ」です。
テーラードジャケットなどのキレイめスタイルがハイファッションを中心に注目を浴び始めています。
そんな流れを受けてジャンルを超えた様々なブランドが、シルエットの邪魔にならないクラッチバッグを最新コレクションで大々的に打ち出しています。
今のうちにクラッチバッグに注目して、来年のトレンドバッグを先取りしておきましょう!
本日は以上です。
本日ご紹介したアイテム
FF Clutch bag (FF-210) ¥14,300(税込)
Holiday Bag¥29,700(税込)