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皮革産業を未来に残す【キッズレザープログラムのご紹介】

Flathorityは工場発のブランドで、日々モノ作りの現場に深く関わり、職人たちとの対話やイベントを通じて業界の最新情報を収集しています。

私たちが触れた様々な情報の中で、特に深刻な問題として感じるのは担い手不足です。

国内では次世代の職人が不足し、特に20~40代の職人が極端に少ない現状があります。

 

革はその耐久性と美しさで長い間私たちの生活に根付いていますが、国内の皮革産業を支える人材は減ってしまっているのです。

そこで、一般社団法人 日本皮革産業連合会は、レザーの素晴らしさを広く知ってもらうための活動を展開しています。

その中で、個人的に素敵だなと思えるイベントがありました。

それが「キッズレザープログラム」です。


キッズレザープログラム公式サイト

このプログラムについて、少しでも認知に貢献したいと思ったので、「キッズレザープログラム」に焦点を当ててご紹介していこうと思います。

それでは、いきましょう!

 


キッズレザープログラムとは?

このプログラムは、子どもたちに革製品の製作過程の楽しさと、革の文化的価値を教えることを目的としています。

参加する子どもたちは、革の歴史、加工方法、製品作りを学び、定期的に開催されるイベントで実際にレザークラフト体験が可能です。

実際に作られた様子。https://leatherkids.jlia.or.jp/friends/works.htmlより引用

自分だけの革製品を作ることは、子どもたちの創造性を育むと同時に、コミュニケーションの場としても機能します。

 


キッズレザープログラムの特徴

革製品は人の手による熟練の技が必要なプロダクトです。

お店で売られている製品もボタンを押してポンッと完成するものは1つもありません。全ての製品職人が手仕事によって作られています。

 

Flathorityでも1つ1つ職人によって縫製しています

キッズレザープログラムでは、実際に手を動かしてモノ作りの面白さや大変さを体験します。

モノ作りの背景を知ることで持ち物への愛着や大切にしようとする心も育まれるかもしれません。

また、アイデアを形にしたり実際に革製品を作ったりする過程で、問題解決能力や手先の器用さを養います。

これからの時代は単純な学力だけではなく、発想力や実行力が求められていきます。それらの能力を楽しみながら養えるのは素晴らしいですね!

 


キッズレザープログラムは未来への架け橋?

キッズレザープログラムは、革の文化を次世代に伝え、皮革産業の未来を拓くために始められました。

「楽しい」「面白い」と少しでも思ってもらえれば、きっと日本の皮革産業も未来へ受け継がれると信じています。

もちろん、プログラム参加者全員に職人になってほしいとは思っていません。

革好きの筆者としては、革好き仲間が一人でも増えたらいいなくらいに思っています。レザーに対して少しでも思ってポジティブな感情を持ってもらえたら十分です。

加えて、子どもたちが手作りの楽しさや、何かを成し遂げたという達成感を味わってもらえたら大変嬉しく思います!

 


まとめ

キッズレザープログラムは、革の魅力を子どもたちに広めるための素晴らしい取り組みです。

モノ作り体験を通じて楽しくレザーに触れることができます。

また、単に革製品を作ること以上の価値もあるなと。

創造性を発揮したり達成感を味わったり、新たに出会った人と協力したりと、創造性やコミュニケーション能力を養うこともできます。

 

公式サイトでは、革に関する知識が分かりやすくまとめられており、子どもでも理解しやすい表現で書かれています。大人も楽しむことができる内容になっていてオススメです。

この記事を読んで少しでも興味を持っていただけましたら、公式サイトをチェックしてみてください。

レザークラフトは埼玉県草加市にて月に1回程度開催しているようです。気になった方はお子さんと参加してみてはいかがでしょうか。

 

今後もFlathorityに直接関わらずとも、レザーに関する面白い取り組みを見つけたら紹介していきます。

お楽しみに!

 

本日は以上です。

では、また!

2024.01.19 | その他
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