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【経年変化】プエブロメガネケースを使ってから6年経ちました
実は私、入社前のいちファンとしてFlathorityのメガネケースを購入していました。
当時はこうして入社してから発信活動をするとは想像もしていませんでしたが、人生とは本当に分からないものですね。
ブログ開始当初に、私物メガネケースのエイジングレビューをした記事をアップしたのですが、すでにご覧いただけたでしょうか。
新品と2年使用した状態を比較しているので、まだ前回の記事をご覧になっていない方は先にこちらをどうぞ。
当時はブログ始めたてで拙さも楽しんでいただければ幸いです。笑
入社前から使っているプエブロレザーが育ってきました【エイジング紹介】
当時で既に購入から2年経っていましたが、そこから更に4年が経過しましたので、メガネケースのその後を改めてレビューしていきたいと思います。
合計6年使用後のメガネケースはどうなった?
まずは前提条件をおさらいしておきましょう。
購入時期や使い方をお伝えしていきます。
- ・購入時期:2018年6月
・使用状況:予備のメガネを入れて通勤リュックに入れている
※毎日触れるアイテムではないという点を踏まえてご覧ください。
先のブログをからさらに4年ほど経ち、6年物となった現在の様子はどうでしょう。残念ながら毎日使うアイテムではないので、劇的な変化…というわけにはいきませんが、以下のようなポイントが見られました。
色がより濃くなった
全体的にワントーン深まった印象です。特に摩擦が発生しやすい部分は艶も増し、だいぶ落ち着いたトーンになっています。
染料が若干退色し、コバが真っ黒ではなくなっている
「革の色は濃くなった」のと同時に、コバ全体はむしろ色褪せてきているようです。やはり、染料は脱落しやすい特徴があるので、こればかりは仕方がありませんね!
思ったより大きな変化はない?
とはいえ、「追加の使用4年×プエブロレザー」という組み合わせを考えると、想像以上に大きな変化があるわけではありません。
やはり、毎日触れるお財布とは異なるので、使用スタイルを考えるとこんなものかといったところ。エイジングがゆるやかなのも納得です。
ダメージや具体的な劣化はどの程度?
経年変化の様子はお分かりいただけたでしょうか。
経年変化とは別名「劣化」。良い見方だけでなく悪い見方もしないと不公平ですよね。
道具としての「劣化」ポイントに注目したとき、どのような変化があるか一緒にチェックしていきましょう。
金具周辺には緑青が出ている
金具とレザーが密着しやすい部分には、緑青(銅や真鍮に生じる青いサビ)が少し溜まっていました。しかし柔らかい布で拭くとスッと落ちるので、これは特に問題なく使用していけるでしょう。
コバが剥離したりステッチが切れたりは一切なし
これは嬉しいポイントです。やはり、剥離やステッチ切れは物理的な故障に当たるものですから、これらがないのはGOOD!
傷はいっぱい
避けられない点ではありますが、目立つ傷は多く付いています。私はリュックのメインポケットに雑多にしまっているため特に傷が付きやすいのでしょう。
これでも、プエブロレザーは表面を起毛させたヌバックレザーであるため、傷も目立ちにくい方ではあります。
私は「傷も革の醍醐味」として楽しめるタイプなので問題ないのですが、気になる方は個別ポケットにいれるか、布や袋に梱包して持ち歩くのがオススメです。
さいごに
今回は、私が入社前から愛用しているプエブロレザー製メガネケースの6年エイジングレビューをお伝えしました。
1度目のレポートからさらに4年が経過し、色の深まりや摩擦部分の変化、金具周辺の緑青など、細かい経年変化を実感しています。
とはいえ、毎日使うわけではないので想像ほど“劇的”には育っていません。むしろ緩やかで、ゆっくりと色ツヤが深まっているのが好印象です。
加えて、コバの剥離やステッチ切れも皆無で、内側も目立った変化はありません。手前味噌ですが、改めてFlathorityのものづくりの強さを感じる結果となりました。
メガネケースに限らず、プエブロレザーは圧倒的なエイジングとメンテナンスフリーのラクさを両立した高級皮革。自分だけの相棒に育てたい方、大切な人へのプレゼントにもおすすめです。
エイジングの現れ方は千差万別。個体差やご使用環境で大きく変わってきます。
本日の記事も一例として参考にしていただきつつ、ご自身だけの唯一無二のエイジングをお楽しみください。
本日は以上です。
では、また!
本日ご紹介したアイテム
Land Glasses Case (FP-507) ¥13,530(税込)
革違いのアイテム
LederOgawa cordovan glassescase (FLC-507) ¥24,750(税込)