【WILDSWANS工場見学】アトリエに潜入してきました!

いつもFlathorityブログをご覧いただき、ありがとうございます。

この度、先日から話題にしていたWILDSWANSとのコラボレーションアイテムのリリースを記念して、Flathorityのスタッフが実際にWILDSWANSの工場を見学してまいりました。

「WILDSWANSのアトリエって、どんな雰囲気なんだろう?」

「国内屈指の品質といわれる生産現場の裏側を見てみたい!」

 

そんな疑問にお答えするべく、今回は工場内の様子やアトリエの魅力を余すことなくレポートしていきます。ぜひ最後までお付き合いください。

それでは、いきましょう!

 


そもそもWILDSWANS-ワイルドスワンズ-とは?

WILDSWANSアトリエの様子

WILDSWANS(ワイルドスワンズ)は、1998年に「十年後、二十年後も使い続けていただけるモノ作りをしよう」と決意したところからスタートした日本のレザーブランドです。

Flathorityとは以前から親交があり、過去にも数度コラボレーションを行ってきました。

以前コラボした60thボストン

 

WILDSWANSでは、上質な素材選びから始まり、劣化を防ぐためのデザインや丁寧な手仕事など、細部まで行き届いたものづくりが特徴的です。

「長く使えるアイテムを提供する」の1点を追求した姿勢が貫徹されています。

時間と手間を惜しまずに仕上げられるその製品は、国内外のレザーファンに高く評価されてきました。

「お客様には時間的にご迷惑をおかけすることもございますが、これからも永くお使いいただくことでご評価を頂けるような製品・サービスの提供ができるよう、引き続き研究と改良を重ねて参ります。」
WILDSWANSホームページより

 

この想いがものづくりの根幹にあるからでしょうか。生産現場には同業者も驚く相当なこだわりがありました。

さて、WILDSWANSの理念を体現したアトリエを見ていきましょう。

 


WILDSWANSのアトリエを見学

WILDSWANSのアトリエは、創業者の地元である茨城県河内町にあります。田畑が広がる、いわゆる“日本の原風景”を感じるのどかな町並みの中に、突然ヨーロッパを思わせる風情ある建物が現れるのです。こちらがWILDSWANSのアトリエ。

このアトリエのデザインを手掛けたのは造形作家である鯱丸邦生さん。三鷹の森ジブリ美術館にある巨神兵も制作された方です。(建築物自体も必見!!)

アトリエツアー用のワーゲンも可愛い。ロゴがWILDSWANS仕様に!

 

敷地内には、創業者のご実家を改装した従業員用の保養スペースやショップスペースも併設されています。

定期的に開催されるアトリエツアーに参加すれば、誰でも見学が可能とのこと。ツアーの後にはショップでのお買い物も楽しめるのが嬉しいポイントです。

アトリエツアーについて気になる方はWILDSWANSの公式サイトをチェックしてみてください。

 

まさにレザー好きにはたまらない空間でした。

なんだかホッとさせられる景色と洗練されたアトリエのコントラストが絶妙で、これだけでも「わざわざ足を運ぶ価値がある…!」と感じさせてくれます。

 


【WILDSWANS工場の中身大公開】導線と職人技の秘密に迫る

さて、お待ちかねの工場見学。アトリエは2階建ての工場になっており、1階が下職(裁断・糊付け・漉きなど)、2階が縫製・磨きスペースという構成でした。

Flathorityも同じく国内で革製品を作っているので、共感ポイントがたくさんありましたが、それを上回る発見や驚きがいくつもありました。

特に印象的だったのが以下の3点です。

 


1.導線の美しさ

スロープ横にある黒板。遊び心が素敵。

 

1階と2階が螺旋階段やスロープでつながっており、素材を運ぶ際の手間が非常に少なくなるよう設計されています。

下処理を終えたパーツをスロープで2階へ持っていけば、そのまま縫製に移行できるなど、作業が自然な流れで進むのです。

導線を最適化することは「当たり前」のようで実は難しいもの。これを徹底しているのはさすがの一言でした。

2階も縫製スペース、機械を使った磨きのスペース、手仕事の磨きスペースが順に区分けされ、最後は搬出用のスロープ。ものづくりに携わる者として大変勉強になりました。

 

2.機械の充実度

Flathorityでも見たことのない機械がいくつも…。

たとえば自動裁断機は2台稼働していましたし、糊を噴霧して塗布できる装置や、圧着機、型押し機など、多岐にわたる機材がそろっています。

糊の噴霧機

圧着機

圧着機を活用した型押し機

革を薄くする漉き機も、角度を自動制御できる先進的なタイプを導入していました。

最新式の漉き機

「職人技+機械活用」は、ハイクオリティな製品づくりには欠かせない要素だと改めて感じます。

 

3.縫製スペースが静かすぎる

最も驚いたのが、2階にある縫製フロアにモーター音がほとんどないこと。

聞けば、WILDSWANSのミシンはすべて「足踏みミシン」なのだそうです。

足踏みミシンとは、旧式のモーターを搭載していないミシンを指します。そのため、驚くほど静か。

ガンガン縫い進めるというイメージの現代のミシンとは違い、むしろ静粛にそして力強く縫い進める職人の姿がありました。

分厚い革を多用するWILDSWANSならではの選択なのだと思いますが、現代のアトリエでこれだけ足踏みミシンを徹底的に使いこなしている光景は本当に珍しいです。

 

他にもコバ磨き(革の断面処理)の徹底ぶりや、スタッフ一人ひとりの意識の高さなど、語り尽くせないほどのこだわりが詰まっていました。

「良いモノを作る土壌」がこうして形になっているのだなと、心から納得です。

 


WILDSWANSとのコラボアイテムは4月12日発売予定

いかがでしたか? 実際に工場を訪れたからこそ分かったWILDSWANSのこだわりや雰囲気を、少しでも味わっていただけたなら嬉しいです。

さて、本題でもあるFlathorityとWILDSWANSのコラボは、3月中まで蔵前のAlt81で先行受注をしておりましたが、4月12日(土)からオンラインでの販売開始を予定しています。

 

– ダブルネームのロゴが付いた特別仕様
– おなじみの上質な素材であるプエブロレザー
– WILDSWANSの生産ラインで実現するハイクオリティな仕上がり

 

今回全てのアイテムに採用したプエブロレザーはFlathorityでも大定番のレザーです。

革の表面を起毛させたことにより、使い始めは和紙のような表情が特徴的で、経年変化もダイナミック。

プエブロレザーは以前よりFlathorityで愛用しており、Flathorityファンの皆さまからも大変好評をいただいている素材です。

そんな愛着もある素材であるため、今回のコラボレーションにピッタリだということで採用しました。

新色のグリーンも発色豊かで大変春らしいお色味です。

明るいグリーンなので、経年変化も期待できます。深まっていく色味の変化をお楽しみいただけることでしょう。

写真からも伝わっていることと存じますが、今回のコラボだけの魅力が詰まったアイテムばかりです。

アイテムの詳細は前回のブログで紹介しているので、まだご覧になっていない方はこちらもぜひ。

正式なリリース情報は改めてお知らせしますので、ホームページのブックマークやInstagramのフォローをして楽しみにお待ちくださいね!

さて、WILDSWANSの工場見学を通して、あらためて「良いモノづくりは、細部へのこだわりの積み重ねで生まれる」と感じました。

レザー好きの皆さまにも、ぜひこの熱意と職人技を体感していただきたいです。ハイクオリティなコラボアイテムをもうしばしお待ちを!

 

本日は以上です。

では、また!