Flathorityは“ファクトリーブランド”として、これまでも品質に妥協せず、適正な価格で商品をお届けしてきました。
けれど私たちの中には、ずっと胸の奥にくすぶっていた想いがありました。
「もっと素材にも、作りにも、とことんこだわり抜いた“スペシャルな一品”を作りたい。」
しかし、その想いをカタチにできなかった理由は“価格”でした。
通常の販売ルート(卸先店舗様・催事イベントなど)を経由すると、どうしても経費や手数料が発生し、それが商品価格に転嫁されてしまいます。
もし、ブライドルレザーのバッグや、外装も内装もシェルコードバン仕様の財布を作ろうとすれば……価格は20万円、30万円に跳ね上がってしまう。
それでは“ファクトリーブランド”としての意味が薄れてしまいます。
【だからこそ、WEB会員様限定という新しい挑戦へ。】
「広告費をかけず、店舗には卸さず、限られたお客様にだけお届けする」
そんなクローズドな仕組みなら、原価率の制約をゆるめ、
本当に作りたいものをご提供できるのではないか――。
そう考え、私たちは Flathority WEB会員様限定商品企画 を立ち上げました。
原価率はおよそ50%。
価格は単純におおよそ“原価倍付け”というシンプルな設定。
量産ではできないような、手間と技術を惜しみなく注ぎ込んでいます。
言うなれば、通常価格=セール価格のような特別設定。
クラフトマンの魂が宿る“特別な一品”を、ここからお届けします。
■ 一般ユーザーの感性をプラス
もう一つ、この企画でどうしても実現したかったことがあります。
それは、革のプロだけでなく、“革を愛する一般ユーザーの感覚”を取り入れること。
職人やデザイナーだけで企画を進めると、どうしても「効率」や「合理性」に寄ってしまいがち。
そこに、もっと情熱的で、純粋に“かっこいい”“欲しい”と思える感性を加えたいと思いました。
【コラボ相手は、革を愛する発信者 fuji_snow さん。】
そんな中で出会ったのが、Instagramでこだわり抜いた革製品を発信されている @fuji_snow さん。
弊社商品をご愛用頂いているお客様ではあったのですが、面識はなくもちろんお話した事もありませんでした。
しかし、インスタで拝見する限りブランドにはこだわらず、本当に良い革を追い求める姿勢に共感し、思い切って「一緒に商品開発をしませんか?」とDMにてお声がけしました。
突然の提案にも関わらず、
「ぜひやらせてほしい!」と快諾してくださり、
ここから Flathority × fuji_snow コラボ企画 が動き出しました。
【約1年半をかけて、ようやく完成へ。】
最初のコンタクトは2024年3月。
そこから、fujiさんの“やりたいこと・作りたいもの”を何度も話し合い、
デザイナーが形にし、サンプルを作り、また練り直す――。
そんなやり取りを重ねること 1年半以上。
ようやく皆さまにご案内できる段階まで来ました。
この特別なプロジェクト、今後順を追ってご案内していきますのでお楽しみにおまちください。