【Vol.02】WEB会員様限定企画 -始動の裏側-

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【開発ストーリー】fuji_snowさんとのコラボ、始動の裏側。

Flathority × fuji_snow コラボ企画が動き出してから、まず取りかかったのは「何を作るか」という話し合いでした。

 

革を愛するfujiさんの情熱に、圧倒される。

最初にお会いしたとき、正直驚きました。
fuji
さんは本当に革に詳しく、そしてそのこだわりが尋常じゃない。

 

同業の私たちとはまったく違う視点で、「革の魅力」や「持つ喜び」について情熱的に語られるんです。

 

しかも、忌憚なく意見をくださる。
そのひとつひとつが本当に学びになりました。

 

アイデアは、革好きならではの発想から。



話し合いの中で、fujiさんからこんな言葉がありました。

 

「ブライドルレザーのリュックって、あまり見たことがないですよね。面白そうです。」
Flathorityさんといえば、やっぱりシェルコードバンのイメージ。フルシェルコードバンのミニ財布、欲しいです。」

 

色々と意見を頂きましたが、やはりこの二つの話が印象的で、ブライドルレザーのリュックフルシェルコードバンのミニ財布


この2つのモデルをまず手掛けることに決定。

 

想いを形にする。妥協のない試行錯誤。



そこからが本当の勝負でした。

 

fujiさん理想のデザインを詰める段階で、構造的に無理があったり、耐久性に課題が出たりもしました。

 

もちろんその場合は、革製品作りのプロとして修正や変更を提案したりもしましたが、できる限りfujiさんの想いを形にするため、細部まで一緒に検証し、何度も意見を交わしました。

 

  • fujiさんにデザインイメージを細かくヒアリング
  • デザイナーが図面化し、試作品を製作
  • 実際にfujiさんに使ってもらい、改良を重ねる

 

このサイクルを、何度も、何度も繰り返しました。

 

想定の半年が、結果1年半に。

当初は「半年くらいでリリースできそうですね」と話していたのですが、
気づけば、1年半。

 

でも、その時間は決して無駄ではなかったと思います。
いま、完成に近づいている2つのプロダクトは、想像をはるかに超えるクオリティに仕上がりつつあります。

 

作り手の都合ではなく、欲しいから生まれた製品。



この企画の原点は、


「生産者の都合ではなく、純粋にかっこいい・欲しいと思えるものを作る」

 

ということ。

 

素材も製法も一切妥協せず、それでいて市場にはないような価格でお届けする。

 

これは、70年以上にわたって革製品を作り続けてきたファクトリーブランド Flathorityにしか出来ない事 だと思っています。

 

次回からは、いよいよ完成した2つのモデルをご紹介していきます。
11月14日公開予定