街中にも春の気配が漂い始め、新しい季節に向けてバッグを探している方も多い中で、Flathorityからも素敵なトートバッグが登場しました。
ブログで紹介する前から早速動きを見せている新作トートバッグ。皆さま、もうご確認いただけましたか?
今回ご紹介する『Oil Milling Vintage Belt Tote Bag FV‑101』は、素材・デザイン・使い勝手、そして製作背景まで語ることが タップリ――つまり魅力もタップリです。
本ブログでは、新作トートバッグをじっくり深掘りしていきましょう!
■商品の概要
- 商品名:Oil Milling Vintage Belt Tote Bag FV‑101
カラー:ブラック
価格:¥69,300(税込)
サイズ:W420 × H320 × D150 (mm)
素材:オイルミーリングレザー(純国産牛革)
内装:ピッグスエード(国産)
重量:1,500 g
■日本 × ポーランドのフルレザー仕様
・純国産オイルミーリングレザー
こちらのバッグのメイン素材は、日本国内で丁寧に仕上げられた純国産のオイルミーリングレザーです。
イタリアンレザーにも引けを取らない品質を目指して開発され、オイルとタンニンを贅沢に使い、ゆっくりと仕上げられています。
革本来の風合いを損なわない素上げ調の革なので、使い込むことで生まれる美しい経年変化が魅力です。
ナチュラルで品のあるシボ感は傷も目立ちにくく、日常使いでも安心ですよ!
・ポーランド産スムースレザー
また、ハンドルやバッグの顔となるベルトにはポーランド産のスムースレザーを使用。
このスムースレザーは牛革の中でも特に繊維密度が高く、きめも美しいバッツ(お尻の革:別称ベンズ)のみを採用しています。
曲げてもシワが入りにくい上質な革で、手に触れる部分だからこそ最高級の素材で仕上げました。
■デザインのこだわり
トートバッグの魅力はハンドルとシルエットにあると考えています。
・ハンドルについて
まず注目したいのがハンドル。
先ほどご紹介したポーランド産スムースレザーが高級感抜群(実際、かなり高価なレザーです)。スラッと長めで肩掛けも可能な長さに仕上げました。ハンドルはバッグの良し悪しを決定づける重要なパーツ。ここが堅牢かつきれいに仕上がっていると、品のあるバッグになると言われています。
新作トートでは素材の選定はもちろん、ほんの少しのカーブやコバ(革の断面)の処理まで丁寧に作り込みました。
・シルエットについて
続いてシルエット。
バッグはやはりシルエットが大切ですよね。ただの角形では単調になるため、各ブランドがいかに独自の形を生み出すかに注力しています。
ビンテージベルトトートではバイカーファッションなどから着想を得て、大胆に配したベルトで美しい曲線を演出。ベルトを締めることで自然なシェイプが生まれ、ラグジュアリーな印象を与えます。

開けてカジュアルダウンもOK
素材・作り・シルエットが絶妙なバランスで混ざり合い、これまでのラインナップにはない新しいデザインに仕上がっています。
■現代のライフスタイルにフィットする機能性
バッグの内装にも注目です。
一般的にはコスト面からナイロンが多用されますが、本トートでは贅沢にも国産ピッグスエードを全面に採用。内部には15インチノートPCを収納できるポケットや貴重品用ファスナーポケット、さらにスマートフォンポケットを配置しました。
底部には取り外し可能な底板と底鋲も装備され、ビジネスでもカジュアルでも快適にお使いいただけます。
口元はベルトで開閉する仕様のため、荷物の量に応じて調整が可能。荷物が多い日は広げ、少ない日はきゅっと締めてスリムに――美観と機能性を融合させた設計です。
関連記事:バッグメーカーのスタッフが教える「正しいレザーバッグ保管方法」
■使用上のデメリットがあるとすると?
良い点をギュッとお伝えしてきましたが、正直なデメリットもご紹介します。
バッグの重量は約1.5 kg。サイズや素材を考慮すれば特段重いわけではありませんが、絶対値としてはやや重めの部類です。ノートPC(軽量モデルでも約1 kg)を入れると合計で3 kgを超える場合もあり、長時間の持ち歩きでは負担に感じるかもしれません。
もっとも、ある程度の重さはレザーバッグの高級感にもつながります。軽すぎるとカジュアルすぎたり安っぽく見えることもあるため、この適度な重さが“重厚感”を演出しているとも言えます。用途に合わせてご検討ください。
さらに、本トートバッグには口元ファスナーがありません。
ホック付きのベロで留めるタイプのため、中身を取り出しやすい一方、ファスナータイプを好まれる方には不向きかもしれません。選択時の参考になれば幸いです。
■職人技術と情熱が宿るバッグ
ファクトリーブランドである当社では、製作を担当した職人と実際に対面しながらものづくりを行ってまいりました。ここでは本トートの製作を担当した職人について触れていきます。一般的な外注製造ブランドでは得難い視点としてお楽しみください。
このバッグを手掛けた職人はFlathorityでも特にプロ意識が高く、「より丁寧に、より美しく」を信条とする人物です。
ミシン屋で新しい部品を探すのはもちろん、各種展示会にも足を運び、技術を学び続ける熱心さ。その姿勢は細部に表れ、ステッチ一つひとつが非常に美しく、内側まで丁寧に仕上げられました。
同じバッグでも作り手によって佇まいは大きく変わります。本トートは最上の職人によって生まれた“本物”の品格をまとった仕上がりです。寡黙ながら情熱あふれる技を、手に取って感じていただければ幸いです。
■まとめ
新作 Oil Milling Vintage Belt Tote Bag FV‑101は、素材選びからデザインの細部に至るまで、Flathorityのこだわりと職人の情熱が詰まった逸品です。
国産オイルミーリングレザーの経年変化、ポーランド産スムースレザーを用いた贅沢なハンドル&ベルト、曲線を活かしたシルエット――いずれも大きな魅力となっています。
機能面でもピッグスエード内装やPCポケットなど、現代のライフスタイルに寄り添った設計です。妥協しなかった分、価格帯はラインナップのなかでも上位ですが、その価値には太鼓判を押します。高級感と実用性を両立させたこのトートバッグが皆さまの日常を豊かに彩り、新たな相棒となることを願っています。気になった方はぜひ製品ページをチェックしてみてください。
本日は以上です。
では、また!
■本日ご紹介したアイテム
商品名:Oil Milling Vintage Belt Tote Bag FV‑101 価格:¥69,300(税込)